社会人が独学でデータベーススペシャリストに合格した体験談




こんにちは、cocomaruです。

受験3回目でデータベーススペシャリストを取得したので、その勉強方法を紹介したいと思います。

3回目で合格して紹介とか意味なさそうw

とか、そういう意見もあるかと思いますが…。
まぁここでは日々、仕事やプライベート、また帰ってから仕事の勉強をしないといけない…けどデータベーススペシャリストも何となく取っておきたい、または取るように会社から命令が出ているから、何とかして取りたいといった方向けに記事を書いてみましたので、よければ見てやってください。

1 データベーススペシャリストについて

IPAのサイトでは、対象像を以下の通り定義しています。

高度IT人材として確立した専門分野をもち,データベースに関係する固有技術を活用し,
最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに,
固有技術の専門家として,情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者

出典: IPA 独立行政法人 情報処理推進機構:制度の概要:データベーススペシャリスト試験

うん、よくわからない!

まぁざっくりいうとデータベースの分析、設計といった上流工程を担当するDA(Data Administrator)のこと指します。

また試験は年1回の春試験で行われており、午前1.2、午後1.2の構成で分かれています。

1.1 前提

  • 午前1の試験は免除前提です。午前1も学習するとなると応用情報レベルの学習が必要となりますので必須です。
  • 応用情報技術者のデータベース分野は楽に解けるレベルの知識が必要です。
  • 紹介する勉強法はあくまで私の自己体験に基づくものなので参考程度に見てください。

1.2 資格の難易度

データベースの資格の中では最難関の資格だと思います。
「情報処理技術者試験」の中でも最高難度である「レベル4」にあたる高度区分試験のうちの1つですので、舐めてかかると痛い目にあいます。
また合格率は1割程度と合格率は低めですし、受験者層も中堅SEや応用情報などの合格者などベテランが受験するので一筋縄ではいきません。

1.3 資格の価値

転職でいうと、基本情報や応用情報と比較すると「お?高度持ってるんだ。」くらいの認識だと思ってください。
この試験を持っている方は合格者の平均年齢からでいうとほとんどが30前後の方で、その歳になると資格というよりは実績が重視されますので、資格があるから面接に受かるという事はないと考えます。

ですが私自身、この資格をとって良かったなと思えるのは評価の部分というより、データベースに関する体系的な知識を取得でき、また設計するにおいても理論立てて根拠のある設計ができるようになったと自信が持てた事ですね。

例えば「正規化」といった言葉は、IT業界にいる人ならほとんどの方が聞いた事や意識した事はあるかと思いますが、その中で
「第一正規化とは何か」
「このテーブルは第三正規化を満たしているか?」
等、これらの単語を知っているか?、知っていてもきちんと理解してるか?と問われれば自信を持って答えれる方は、あまりいないのではないでしょうか?

私もまだまだ勉強中の身でありますが、資格勉強を通して業務で設計をしたりレビューする際、あまりにもこの正規化を無視したテーブル構成を見て辟易した経験があります…。

…っと、ちょっと話がそれてしまいましたが、とにかく、この資格を転職活動に使うという事なら、私の意見としては「転職のために、この資格を取るぐらいなら、別の事に時間を使った方が有意義だ」という事を伝えたいです。

ただし繰り返しになりますが、データベースの設計をきちんと学びたいと思っているのなら、この資格を勉強することは非常に良い教材だと思います。

2 学習方法

さて、ここから紹介する方法は、私自身が実行してきた勉強方法になります。
よければ見てやってください^^

2.1 なぜ2回も落ちたか?

まず紹介する前に、私がなぜ2回も本試験に落ちたか…を説明したいと思います。

1回目の受験の時は、応用情報が受かった年に「次に何を受けようかなぁ」と考えいて、「ネットワークは業務ではやるけど専門ではないし、どちらかというデータベーススペシャリストの方が業務に直結するかな!」といった軽い気持ちで決めました。

また応用情報の時は片手間の対策で受かったので、これで調子に乗って同じノリで受けたら、

あえなく玉砕…

そこからは情報処理技術者の熱が冷めたのと、他の事に興味が出て、当分は遠ざかっていたのですが、2015年の冬くらいに会社の同僚から「応用情報受けるから教えてくれ」というので、じゃあついでに自分も受けようかなって思って再受験しました。

しかし、この時は既に「午前1試験の免除期間」が過ぎていて、午前1も勉強するためになりました…。

午前1の勉強範囲は応用情報と同範囲なので、

とにかく範囲が広い

なので、私は午前1の勉強に時間を割いてしまいました。

高度区分試験のメインは午後です。

なので午前の勉強ばかり(しかもデータベーススペシャリストにはあまり関係のない範囲)していた私が受けるはずもなく、また玉砕…。

ここで私はこう思いました。

次にデータベーススペシャリストを受ける時は絶対に受かりたい。

午前1も受けないと…。

午前1の勉強をしながら午前2以降の勉強はしたくない。

よし、もう一度免除目指そう。

秋は午前1だけ受けよう!

そしたら春の試験は午前2から始めれるから楽勝だ!

と、この計画を同僚に伝えたところ、
え…意味がわからない…アホなの?
と有り難く、否定的な意見をいただきましたが、もうデータベーススペシャリストの勉強をする時は余計な事はしたくない!!と言った謎の決意から、この目標に向けて行動。

そして秋試験当日…午前1だけ受けて早々に帰宅した私。

そこから数週間後、めでたく午前1突破の通知がきました。

…ここからようやくですが、使用した参考書や勉強方法について紹介していきたいと思います^^;

2.2 使用した参考書

私が使用した参考書は以下の1冊のみです。

データベーススペシャリストを受験する方々には、あまりにも有名すぎて、ここで何か伝える事もないかと思います><;

とにかく筆者の方は、この試験の事を知り尽くしていて、最短で効率よく合格する方法を徹底的に紹介してくれます。

この本はデータベースの教材でなく、資格本だ!と揶揄されることもあるとの事ですが、資格を取る為に参考書を買ってるのに、たんなる資格のための勉強と言われても、何か問題でも?と思ってしまうのは私だけでしょうか…。

「違う!資格の為の勉強じゃなくて、きちんとデータベースの概念を学ばなくては意味がない」

という意見もあるかと思いますが、資格試験にどこまで信頼を置いてるかわかりませんが、資格に何を求めているでしょうかね…。

…とにかく、数ある資格本の中でも、この参考書は本当にオススメです。

なんと言っても過去問10年分ほどの解説・解答が全てPDFでダウンロードできて対策できるのは有り難かったですし、
何より勉強方法まで丁寧に書かれていたので、非常に効率よく、そこまで時間をかけずに勉強ができたかと思います。

午前1対策

上述の通り、免除。
※秋に受験した際は勉強は通勤時間だけで1ヶ月間に過去問3年分を3周しただけ。

午前2対策

受験1ヶ月前に過去問10年分を3周ほどしました。
全て通勤時間で勉強しました。

所要時間:通勤(往復1時間)✖️20日分 = 20時間

午後1対策

1.5ヶ月間くらい土日のどちらか1日の5時間くらい勉強時間を確保し、3問を解いてました。

情報処理教科書で「この年の分だけは最低限やっておけ」と書いてあったところを解説を見なくても理解するまで徹底的にやりました。

また午後1は3問中2問を選択するのですが、SQLを避けれなくなってきたとも書いてあったので、勉強する時はあえて選択肢を絞らず全てときました。

所要時間:5時間✖️12日分= 60時間

午後2対策

こちらも午後1と同様、最低限やるべき年度の問題は全てときました
午後2は2問中1問選択ですが、問2を中心に学習していきました。

所要時間:5時間✖️12日分= 60時間

まとめ

ほとんどが対策というより、私の体験談みたいな話になってしまいました…。

特に午前1の免除のやり方については受験料もかかりますし、期間も長くなってしまって、なにより、ちょっと賢くないやり方だと思ってるので、
とにかく午前1の免除期間がある方は、免除期間がある内に是非、利用してください;;

また対策についてあえて書かなかったのは、情報処理教科書に書いてる事を、実践してただけなので、
私が紹介するより、そちらを読んでもらった方が絶対に為になるので、本記事では書きませんでした。

気になる方は書店とかでも置いてると思いますので参考程度に軽く見てもらえばと思います^^

なお冒頭に時間のない方向けに、本記事を書いたと伝えましたが、午前2、午後1、午後2はトータル140時間(約6日)くらいは消化してます。
私としては仕事やプライベートを犠牲にしない、くらいの目標で考えてましたので、これで最低限ギリギリのラインでの勉強時間だと思ってます。

ですので、どうしてもこの資格が欲しい!!という人は、もう少し余裕があるスケジュールで、しっかりと対策することをおすすめします。
※情報処理教科書には、「時間が取れる人」、「取れない人」向けのそれぞれに合わせた勉強方法も書いてありますので、是非、見てみてください!

以上になりますが、ここまで長文にお付き合いいただきありがとうございました!!(感謝)









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